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中学生のスマホ(ネット)依存について

更新日:9月16日

先月号(2025.8月号:公開はしていません)の塾だよりにも書いたのですが,

中学生,特に中3生が受験期にスマホばかり見ていて,勉強をしていないということがよくあるようです。

中には,休みの日は,1日10時間以上も見ている人もいるようです。

大人でも結構,依存症の人はいるようですので,中学生でも,特に長期休業になると,当然スマホばかりを見ているということになるかもわかりません。

そうなると,良いことは何一つありません。


「スマホ依存症は,お酒,薬物,ギャンブル等に対する依存症と同じように,インターネットを使用せずにはいられなくなる病的な状態です。

※近年では,ゲーム依存も大きな問題となっています。」

(岡山県保健体育課 ネット依存防止マニュアルより引用


夜遅くまで,ネットを見たり,ネットゲームをしたりして,朝起きられずに学校に行けなくなり,その繰り返しでとうとう不登校になった中学生もいました。


「●ネット依存になると,「心への影響」,「身体への影響」,「学業や人間関係等への影響」がでます。さらには,家族関係の悪化・遅刻・不登校・成績不振・人とのコミュニケーション欠如等が起こります。

学校と家庭が連携して未然防止・早期対応!」と呼びかけています。

(岡山県保健体育課 ネット依存防止マニュアルより引用


子どもさんのことが気になったら,一度ご覧ください。早期対応が重要です。


対策になったのかどうか疑問ですが,過去記事(2020年の記事です)から。

これによりますと,

・「ペアレンタルコントロール」機能:フィルタリングサービスは,各社のあんしんフィルターには子供が使うアプリや、その使用時間帯に制限をかける「ペアレンタルコントロール」機能があるようです。

こうした機能については、

岡山県教委義務教育課の副参事(当時)は「後からではやりにくくなるので、最初に設定し、家庭でルールを作っておくことが大切」

と呼びかけていたらしいです。

岡山県が,約5年前(2015年)に設定した「小中学生のスマホ利用は午後9時まで」ルールはどのようなものだったのか。

(1)午後9時以降はスマホを保護者が預かる

(2)ゲームも午後9時まで

(3)スマホとのつきあい方を学校で考える場をつくる

「しかし、現在は啓発はほぼ行われておらず、あまり知られていない。」

そうです。

 県教委の担当者は

「今もルールは生きている」としつつ、

「現在は『午後9時』にこだわりはない。大切なのは家庭ごとにルールを作り、守っていくことではないか」と話している。

とか。

これは条例ではなく努力目標として出されたそうですが、全国の都道府県教委で初めての試みとあって、当初は話題を呼んだそうです。そういえば,香川県でもありましたね。

 

今話題のSNNの規制は,見る側についてはなかなか難しいことです。



 
 
 

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