学級崩壊が子どもに与える影響
- gutti401mbjp
- 9月28日
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更新日:10月9日
「学級崩壊」について少しお話ししたいと思います。
学級崩壊は、実は教育格差を生む原因の一つにもなります。
ある塾の調査によると,「学級崩壊を経験したことがあるか?」との質問に、約25%の子どもたちが「経験したことがある」と答えたそうです。
学級崩壊がどういうことか、想像してみてください。
授業中、子どもたちが勝手に立ち歩いたり、おしゃべりしたりして,先生の話す声も聞こえなくて,しかも先生の注意も聞けない状態です。
私の子どもも,小学校の時に経験しました。
このときは,原因は担任の先生でした。
その時は,担任の先生(当時は独身女性)は常識に欠ける,人権意識のかけらもないひどい先生だったし,学校側も話にならない対応でした。
そのときから,わが子には私が勉強を教えました。特に算数です。
当時,保護者会というものも何の役にも立たなかったです。
クラスや学校がこんな状況では、学習も身につきません。
真面目に勉強したいと思っている子どもたちも、その環境では学校に行くのが嫌になりそうです。
その一年間は、お子さんは「嵐が過ぎるのを待つ」ような日々を送るしかなかったのではないかと思います。
ましてや,1学年1クラスしかない学校では,クラス替えもありませんから,もしかしたら何年間も,もしかしたら卒業するまで,そういう状態が続くかもわかりません。本当に悲惨な状況です。
現在も,「学級崩壊」に対して,学校も有効な手立ては持ち合わせていません。
さらに言えば,「いじめ」についても同様です。
教育現場では,まじめで一所懸命な先生ほど疲弊しきっています。
休職する先生も多いです。そのため,代わりの先生がなかなか決まらず,管理職の先生がとりあえず代わりをするというところもあります。
今はなかなか代わりの先生が見つかりません。しかも,教員の盗撮グループが検挙されるような時代です。どんな先生が来るかもわかりませんし,今の担任でも,もしかしたらという恐れもあります。
学校になんでも任せっきりにしていたら,大丈夫とはいきません。
もちろん、学校がうまく対応して授業が正常に戻ることを期待したいですが、その間に学習しているはずの本来の授業も、もう取り戻せません。
しかし、4月になって新学年になれば前の学年の学習内容は指導してもらえません。
こうした現状を見ていると、学級崩壊を起こしている学校の子どもさんには,やはり「塾」かもしくは「家庭で子どもの学習を教える」ことが必要になってくると思います。


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